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素材の解説

●水蛭(すいてつ)

ウマビル(寛水蛭<かううすいてつ>)〔Whitmania Pigra Whitman〕は、中国の湖、池、水田中に生息し、水中浮遊生物、小型昆虫、軟体動物を餌として生きている。


成分:

新鮮な水蛭の唾液腺中には一種の抗凝血素、ヒルディン(水蛭素)といわれる酵素を含む。

65個のアミノ酸からなるポリペプチドである。

また抗凝血素ヘパリン、抗血栓素などを含む。















作用:

水蛭の水、クロロホルムおよびアルコールエキスは、ネコに対し血圧降下作用及び処女モルモット子宮収縮作用があり、ヒスタミンまたはヒスタミン様物質がある。

またひ水蛭エキスはさ催リンパ作用が強い。

ヒルディンを注射した家兎の血液は、長時間流動性を保ち、これから分離した血漿、血球、トロンビンなどは、これにフィブリノーゲンを添加しても凝固しない。

水蛭には血液凝固抑制、溶血栓作用がある。


適応症:

駆お血、通経薬として用いられる。

妊婦には注意が必要である。















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