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血液・血管と老化

血液・血管と老化

 私たちの体のすべての組織・細胞が、血液と血管の影響を受けています。

万一、血管が切れたり詰まったりして、その先が血液が滞って循環しなくなると正常な状態では生きていくことはできません。

また、血管が切れなくても内腔が狭くなったり、血液がネバネバになって、スムーズな流れあ行われなくなると、脳血栓・心筋梗塞・狭心症の恐れの他に、《老化》が一気に忍び寄ってきます。

 個々の器官の老化と血液・血管の関係を見てみましょう。

血管 老化 認知症 動脈硬化 


【脳の老化】

「ボケ」といわれる老人性認知症には三つのタイプがあります。

日本人に最も多いのが脳血管障害型です。

動脈硬化高血圧性脳出血・くも膜下出血・硬膜下血腫などを起こしたりして、記憶学習中枢機能が低下してしまう現象です。

糖尿病や高脂血症、血液の粘度などが危険因子として挙げられます。
 

 一方、欧米人に多いのがアルツハイマー型のボケだといわれます。

これはアルツハイマーという学者によって発見されたので、その呼び名になったのですが、加齢などによって脳全体が委縮するために起こる病気です。

その原因は不明ですが、頭部の打撲、低血圧、遺伝的気質などが考えられます。


 そして三つ目のタイプが脳血管障害型とアルツハイマー型とミックスしたような病気です。

日本人に多くなりつつあるタイプの病気です。

いずれも物忘れがひどくなり(食事の摂取の有無、子供の顔など)、やがて徘徊(外を歩き回る)を繰り返すようになります。



【循環器の老化】

 血液を全身に送りだ出す働きをする心臓は「冠動脈」と呼ばれる特殊な循環器系によって働いています。

しかし、冠動脈も他の血管と同じように高血圧や高脂血症などによって動脈硬化に見舞われます。

そして、やがて心臓のリズムを狂わせたり不整脈を起こしたりします。

 
 心臓の老化の最たる症状が「心不全」です。

私達が生きていく上で、必要な血液量が心臓から送り出せなくなった状態が心不全で、老化現象が起こると特に心不全になりやすくなります。


 心臓意外の循環器系、すなわち血管の老化は動脈硬化の形で現れます。

その動脈硬化は10歳ぐらいから始まっているとされますが、一般的には30歳代から現れ始めるようです。

そして動脈が硬化することによって弾力性を失い、血管内を通る血液の勢いに対処しきれなくなったり、血管壁にコレステロールが付着して血液の通りが悪くなって血行障害が生じます。


 年をとれば誰でも動脈硬化に見舞われますが、そのような状態が出てくるのを1日でも遅くすることが「若さを保つ秘訣」といっても過言ではありません。



【肝臓と老化】

 「21世紀の日本の国民病は肝臓病だ」と言われています。

このことはとりもなおさず21世紀は高齢化がますます進行するということでもあります。


 悲しいことに、私たちの肝臓は30〜60歳をピークに少しずつ萎縮していきます。

90歳ではピーク時の半分の能力になってしまいます。

こうした老化した肝臓《分解・合成・解毒・蓄積》などの重要な仕事をこなさなければならないのですから、肝臓に流れる血液は少しでも若く新鮮なものでなければなりません。


 そのほか消火器、内分泌器、泌尿器などを流れる血は若くなければ十分な生理活動が行われず、次第に健康を害していく結果になってしまいます。


(新・お血の謎を解くより)


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健康の土台となるのは、良い食事とそれを補うサプリメント(自然健康食品)、適度な運動、良い水、正しい呼吸、休息・睡眠、排泄です。
解毒、抗酸化・抗糖化、血流、栄養の4つが大事です。

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