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スクアレンの有用性<肝疾患へのはたらき>|活性スクアレン

スクアレンの有用性 〜肝疾患へのはたらき〜深海ザメ スクアレン


スクアレン免疫機能を高めることによってB型肝炎に対して治療効果を挙げることは臨床的によく知られています

その後、中島修先生(元国立熱海病院院長)の研究で、スクアレンは内因性のインターフェロン(β型)を誘起することがわかりました。

さらに中島先生はスクアレンが慢性C型肝炎治療に有用であることを明らかにしました。



ちなみにβインターフェロンが慢性C型肝炎治療に有用であることは、複数の大学病院や医療機関の臨床医によっても確かめられています。


慢性C型肝炎の補完医療
 日本血液センター 曽根美好
 山王病院内科 中島修
 日本統合医学研究会 池川哲郎

 慢性C型肝炎治療の第一選択薬はインターフェロンであるが、その有効率は30〜40%と低く、C型肝炎ウイルスのりょうやインターフェロンの副作用などのために適応し難い例が多い。

そこで、小柴胡湯、セファランチン、スクアレンを用いて慢性C型肝炎症例に対して治療した結果を報告する。

肝線維マーカーの推移

  慢性C型肝炎症例99例を3群に分け、小柴胡湯、セファランチン、スクアレンをそれぞれ50ヶ月間投与し、この間血清トランスアミナーゼ(ALT,AST)、肝線維マーカー(P3P、2型コラーゲン)、HCV(ウイルス性C型肝炎)−RNAを定量した。

 この医療後、次の結果を得た。

・各指標はいずれも投与前値と比較し、投与後には有意に低下した(下図)。
しかし群間に有意差は認められなかった。

・有効率(著効+有効)スクアレンで59.5%、セファランチンで52.4%、小柴胡湯では62.0%であった。
3群間において有意差はなかった。


[結論] スクアレン、セファランチンおよび小柴胡湯はいずれもHCVによって進展する慢性肝炎→肝硬変→肝癌の過程を抑制するうえで、極めて有用な補完医療の手段である。







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