微量ミネラル不足では、T細胞の免疫力の低下で肝炎の悪化傾向が強まる!|牡蠣肉エキス・オイスター
ウイルスなどの外敵から身体を守る働きを免疫と言います。
免疫機能が正常に働くためには、ミネラルの亜鉛、鉄、セレンなどが必要です。
そして、これらの中でも亜鉛は、免疫機能を担う代表的なミネラルとして注目されています。
ところで、亜鉛が不足すると免疫機能の中で非常に大切な働きをするT細胞という細胞の機能が低下し、数も減少してしまいます。
このT細胞は、胸のところにある胸線という臓器で作られます。
胸線で作られたT細胞は、血液に乗り肝臓に到着し、肝細胞の中に隠れ潜んでいる肝炎ウィルスを発見し、細胞障害物(インターフェロン)を分泌して、肝炎ウィルスを攻撃、排除してくれます。
ところが、亜鉛、セレン、鉄、銅などのミネラル欠乏、ビタミンB1、葉酸などのビタミン欠乏は、T細胞の減少や機能の抑制をもたらします。
その中でも亜鉛欠乏では、サイムリンという胸線ホルモンの活性低下、胸線の明らかな委縮を引き起こし、最も顕著なT細胞の減少や機能の低下をもたらします。
免疫力が低下したT細胞では、肝炎ウィルスの発見が遅れとインターフェロン分泌機能の低下などで攻撃力が弱まり、充分な肝炎ウィルスへの攻撃ができなくなります。
そのためウィルスは、猛威をふるい続けて、慢性肝炎、肝硬変へと悪化する傾向が強くなります。
亜鉛補給が免疫力維持のポイント!
〜肝臓を守る亜鉛パワー〜
肝炎ウィルスから肝臓を守るためには、ミネラル類、特に、亜鉛の補給を行い、丈夫な胸線を作り、その胸線から正常なT細胞を作らせ、免疫力を維持させることが重要です。
この免疫力の維持が、ウィルス性肝炎を悪化させないポイントといえます。
また嬉しいことに、亜鉛欠乏によって生じた胸線の委縮、胸線ホルモンの活性低下、T細胞の減少、機能低下など免疫機能の低下は、亜鉛摂取により改善、回復されます。
しっかり亜鉛補給を行い、T細胞の免疫力を維持したいものです。
一口メモ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
T細胞はウィルスを攻撃する時に、インターフェロンという物質を分泌します。
このインターフェロンがウィルスを殺しわけです。
ところで「インターフェロン」は薬の名前として知られていますが、実は、私たちが体内に持っている分泌物の名称です。
T細胞の弱い人は、インターフェロンの分泌が充分でないため、ウイルスを殺す能力が低いのです。
胸線に充分栄養を与え、丈夫な胸線作りを心がけたいものです。
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