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スクアレンの特徴的な働き<放射線障害防御作用>|活性スクアレン

スクアレンの特徴的なはたらき 〜放射線障害防御作用〜深海ザメ スクアレン

 スクアレン放射線障害を防御することは以前から知られており、スクアレンの特徴的な作用のひとつとされています。

マウスにスクアレンを与えると、放射線による障害が予防され、長生きできるというものです。

スクアレンがフリーラジカルや活性酸素を消去して免疫反応を高め、細胞増殖を刺激することによるものとされています。

 つい最近肺癌細胞を用いて、スクアレンのDNA損傷修復に対する作用について検討した新潟薬科大学の研究が内外の大きな学会で発表され話題を呼んでいます


●in vitro 試験、
・癌細胞のDNA損傷チェックポイント制御
新潟大学応用生命学 西田浩志、小西徹也 
新潟バイオリサーチセンター 池川信夫

 癌の放射線治療法や化学療法に対する耐性メカニズムのひとつとして、DNA損傷チェックポイントが挙げられ、チェックポイント活性を制御することで癌治療の効果が高まることがわかっている。

癌細胞の培養培地にスクアレンを添加すると、Wip1と呼ばれる脱リン酸化酵素の発現が誘導された。

このWip1がチェックポイント監視因子であるATM(毛細血管拡張性運動失調症原因遺伝子)のはたらきを抑えた。
 
このことからスクアレンはWip1の発現を誘導することによりチェックポイント活性を制御し、癌細胞の致死率を上げることがわかった。

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この研究は、スクアレンの放射線による細胞損傷修復阻害に対する作用メカニックを解明するための突破口として画期的な研究になりました。

 このようなスクアレンの放射能に対する作用は、治療現場でスクアレンの摂取によって、放射線治療で発現する副作用が軽減されるとする、多くの使用事例の作用メカニズムの一端を示しているとみられます。






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