漢方で使われる目によい食品
「鯉魚胆」以外で目の健康によいといわれる食品の主なものを、次に紹介します。
(1)真珠貝末(珍珠)
●カルシウム補給
体液バランス調整
真珠貝末の天然カルシウムは、主成分の炭酸カルシウムと多くのミネラル類を含むと同時に、真珠貝末特有のコンキオリタンタンパク質も豊富に含んでいますので、吸収のよい良質のカルシウムが得られます。
また、中国では唐の時代から、真珠が心や肝の熱を取ることができるため、目の充血や痛み、角膜混濁などの目の疾患に用いられました。
(2)高麗人参
●視力増強 ●五臓強化
高麗人参には、人参特有のジンセイサイドというサポニン類が数多く含まれており、健康を維持する各種の機能を持った伝統食品です。
この高麗人参も「神農本草経」に「五臓を補い、精神を安んじ、魂を定め、驚を止め、邪気を除き、目を明らかにし、心を開き、智を益し、久しく服すれば身軽く、年及ぶ」と記述されており、さらに明目作用(視力増強作用)があることも同様に、はっきりと記されています。
(3)エビスグサ(決明子)<ハブ茶、弘法茶>
●視力増強
エビスグサは、すでになじみ深いハブ茶として知られた古い薬草で、南アジア各地および日本で広く栽培されています。
エビスグサの種子を(決明子)といいますが、これは種子を長く服用すると「壮健になり、目も明らかになる」という視力増強作用があるという意味からです。
近年、その血圧低下、血中脂質減少作用が注目されています。
(3)三七(田七)人参(金不換)
●活血防止両用
三七人参は、目及び全身の血行を改善し、眼底出血の予防と治療に大きな役割を果たします。
中国の人々は高麗人参の仲間である三七人参のことを金に換えられない貴重なものとして、別名“金不換”の名で広く愛用しています。
(4)クコ(枸杞子)
●肝・腎臓強化
一般に、芽はおひたしや和え物・クコ茶・果実は、クコ酒などにして食されます。
また、医学、薬学の書物には、「クコは、肝臓や腎臓の働きを促し、元気をつけ、視力を増進させ・・・・・・」と述べられています。
(5)蜂蜜(石密)
●目の疲れ・ミネラル、ビタミンなど
タンパク質、ミネラル、ビタミン類をバランス良く含むと同時に酵素や花粉・アセチルコリンなどが含まれ、非常に栄養価の高いミツバチの贈り物です。
成人病などに有効なのはもちろん、その優れた疲労回復効果により、疲れ目などにもすばやく対応します。
(6)八つ目鰻(七星子魚)
●ビタミンA ●夜盲症
八つ目鰻は、我が国でも昔から、目の悪い人や体の疲れにとても良いとして、長く食用にされてきました。
私たちの食生活では知らず知らずに不足しがちなビタミンAやカルシウム・鉄・リンといった栄養源を特に多く持っています。
ビタミンAが夜盲症に治療効果が高いのは広く知られていますが、その他の目の網膜や粘膜が乾燥するのを防ぎ、うるおいのある生き生きした眼を保つ効果もあります。
(8)食用菊(菊花)<菊花茶>
●目の疲れ・高血圧
昔の人は、菊を食べると長生きができると考えていました。
そこで、それのまつわる多くの伝説や物語がのこっています。
また、生の菊を食べたり、煎じて飲むと目に良いとされています。
日本酒に漬けて数日おいてから飲んでも、目を明らかにし、耳をよくするといわれています。
(9)カイケイ地黄の茎茶末(懐慶地黄)
●補血強壮
中国では漢方生薬として古くから使われてきたゴマノグサ科の植物。
五臓を充たすと言われており、補血、強壮、腎機能を高め、貧血および虚弱症などに応用されています。
(10)オオバコ(車前子)
●緑内障
日本でも、オオバコ茶として親しまれ、古くから飲用されていますが、「神農本草経」の上品には車前子と称し、利尿促進、明目(目を明らかにする)、強壮、湿熱、利尿等の効果があると記され、道端に自生する生命力の旺盛な植物です。
(11)サンシュユ(山茱萸)
●血圧安定
中国の淅江省が主産地で「山萸肉」と称され、日本でも奈良県でわずかに産出されるグミ科のアキグミの果実で、「神農本草経」の中品には利尿、血圧などを始めとする効が記されています。
元気を補い、腎を温め、精を固める植物として用いられているものです。
(12)フカヒレ軟膏濃縮末(鮫魚翅)
●水分補給
食用コンドロイチンを含み栄養豊富な食品、不老長寿の妙薬とされ、目の水晶体の水分補給に役立ち、老人性網膜剥離の予防にもなり、若返りの元とされています。
(鯉魚胆の謎を解くより)
********
健康の土台となるのは、良い食事とそれを補うサプリメント(自然健康食品)、適度な運動、良い水、正しい呼吸、休息・睡眠、排泄です。
解毒、抗酸化・抗糖化、血流、栄養の4つが大事です。
お気軽にご相談ください。
お問い合わせ(メール)⇒こちらからお気軽にどうぞ
お電話⇒0955-62-2307
「鯉魚胆」以外で目の健康によいといわれる食品の主なものを、次に紹介します。
(1)真珠貝末(珍珠)
●カルシウム補給
体液バランス調整
真珠貝末の天然カルシウムは、主成分の炭酸カルシウムと多くのミネラル類を含むと同時に、真珠貝末特有のコンキオリタンタンパク質も豊富に含んでいますので、吸収のよい良質のカルシウムが得られます。
また、中国では唐の時代から、真珠が心や肝の熱を取ることができるため、目の充血や痛み、角膜混濁などの目の疾患に用いられました。
(2)高麗人参
●視力増強 ●五臓強化
高麗人参には、人参特有のジンセイサイドというサポニン類が数多く含まれており、健康を維持する各種の機能を持った伝統食品です。
この高麗人参も「神農本草経」に「五臓を補い、精神を安んじ、魂を定め、驚を止め、邪気を除き、目を明らかにし、心を開き、智を益し、久しく服すれば身軽く、年及ぶ」と記述されており、さらに明目作用(視力増強作用)があることも同様に、はっきりと記されています。
(3)エビスグサ(決明子)<ハブ茶、弘法茶>
●視力増強
エビスグサは、すでになじみ深いハブ茶として知られた古い薬草で、南アジア各地および日本で広く栽培されています。
エビスグサの種子を(決明子)といいますが、これは種子を長く服用すると「壮健になり、目も明らかになる」という視力増強作用があるという意味からです。
近年、その血圧低下、血中脂質減少作用が注目されています。
(3)三七(田七)人参(金不換)
●活血防止両用
三七人参は、目及び全身の血行を改善し、眼底出血の予防と治療に大きな役割を果たします。
中国の人々は高麗人参の仲間である三七人参のことを金に換えられない貴重なものとして、別名“金不換”の名で広く愛用しています。
(4)クコ(枸杞子)
●肝・腎臓強化
一般に、芽はおひたしや和え物・クコ茶・果実は、クコ酒などにして食されます。
また、医学、薬学の書物には、「クコは、肝臓や腎臓の働きを促し、元気をつけ、視力を増進させ・・・・・・」と述べられています。
(5)蜂蜜(石密)
●目の疲れ・ミネラル、ビタミンなど
タンパク質、ミネラル、ビタミン類をバランス良く含むと同時に酵素や花粉・アセチルコリンなどが含まれ、非常に栄養価の高いミツバチの贈り物です。
成人病などに有効なのはもちろん、その優れた疲労回復効果により、疲れ目などにもすばやく対応します。
(6)八つ目鰻(七星子魚)
●ビタミンA ●夜盲症
八つ目鰻は、我が国でも昔から、目の悪い人や体の疲れにとても良いとして、長く食用にされてきました。
私たちの食生活では知らず知らずに不足しがちなビタミンAやカルシウム・鉄・リンといった栄養源を特に多く持っています。
ビタミンAが夜盲症に治療効果が高いのは広く知られていますが、その他の目の網膜や粘膜が乾燥するのを防ぎ、うるおいのある生き生きした眼を保つ効果もあります。
(8)食用菊(菊花)<菊花茶>
●目の疲れ・高血圧
昔の人は、菊を食べると長生きができると考えていました。
そこで、それのまつわる多くの伝説や物語がのこっています。
また、生の菊を食べたり、煎じて飲むと目に良いとされています。
日本酒に漬けて数日おいてから飲んでも、目を明らかにし、耳をよくするといわれています。
(9)カイケイ地黄の茎茶末(懐慶地黄)
●補血強壮
中国では漢方生薬として古くから使われてきたゴマノグサ科の植物。
五臓を充たすと言われており、補血、強壮、腎機能を高め、貧血および虚弱症などに応用されています。
(10)オオバコ(車前子)
●緑内障
日本でも、オオバコ茶として親しまれ、古くから飲用されていますが、「神農本草経」の上品には車前子と称し、利尿促進、明目(目を明らかにする)、強壮、湿熱、利尿等の効果があると記され、道端に自生する生命力の旺盛な植物です。
(11)サンシュユ(山茱萸)
●血圧安定
中国の淅江省が主産地で「山萸肉」と称され、日本でも奈良県でわずかに産出されるグミ科のアキグミの果実で、「神農本草経」の中品には利尿、血圧などを始めとする効が記されています。
元気を補い、腎を温め、精を固める植物として用いられているものです。
(12)フカヒレ軟膏濃縮末(鮫魚翅)
●水分補給
食用コンドロイチンを含み栄養豊富な食品、不老長寿の妙薬とされ、目の水晶体の水分補給に役立ち、老人性網膜剥離の予防にもなり、若返りの元とされています。
(鯉魚胆の謎を解くより)
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健康の土台となるのは、良い食事とそれを補うサプリメント(自然健康食品)、適度な運動、良い水、正しい呼吸、休息・睡眠、排泄です。
解毒、抗酸化・抗糖化、血流、栄養の4つが大事です。
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