スクアレンの特徴的なはたらき 〜鎮痛作用〜深海ザメ スクアレン


痛みは発痛物質の信号によって起こりますが、スクアレンは副腎皮質ホルモンに変わり、プロスタグランディンやブラディキニン等の発痛物質のはたらきを抑えます

また酸素供給の増大により関節痛、外傷、火傷、歯痛、虫に刺されたときの痛みをやわらげるはたらきがあります。

特に火傷のときは痛みが止まるばかりでなく、ケロイド跡が残りにくくなります。

またスクアレンは飲用により胃炎、潰瘍等の痛みや炎症の軽減にも役立っています。




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スクアレンの特徴的なはたらき 〜浸透作用〜深海ザメ スクアレン

 スクアレンは皮脂線の主成分(8〜13%)でもあり親和性に優れ、極めて高い浸透性をもちます

このことは実際に一滴を皮膚に落して、軽く擦り込めばすぐにサラサラになることから容易に体感できます。
(サラダ油などの脂肪酸との違い一目瞭然)。

皮膚への浸透性が優れているということは、皮膚の潤いを保つと同時に、水虫薬や殺菌剤を使用した場合皮膚内部への浸透を助けるということでもあります。(スクアレンの「ビークル(船に乗せて一挙に運ぶ)効果」)。

この高い浸透性は、飲用の場合でも薬などと一緒に用いるとその効果を高めます。






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スクアレンの特徴的なはたらき 〜放射線障害防御作用〜深海ザメ スクアレン

 スクアレン放射線障害を防御することは以前から知られており、スクアレンの特徴的な作用のひとつとされています。

マウスにスクアレンを与えると、放射線による障害が予防され、長生きできるというものです。

スクアレンがフリーラジカルや活性酸素を消去して免疫反応を高め、細胞増殖を刺激することによるものとされています。

 つい最近肺癌細胞を用いて、スクアレンのDNA損傷修復に対する作用について検討した新潟薬科大学の研究が内外の大きな学会で発表され話題を呼んでいます


●in vitro 試験、
・癌細胞のDNA損傷チェックポイント制御
新潟大学応用生命学 西田浩志、小西徹也 
新潟バイオリサーチセンター 池川信夫

 癌の放射線治療法や化学療法に対する耐性メカニズムのひとつとして、DNA損傷チェックポイントが挙げられ、チェックポイント活性を制御することで癌治療の効果が高まることがわかっている。

癌細胞の培養培地にスクアレンを添加すると、Wip1と呼ばれる脱リン酸化酵素の発現が誘導された。

このWip1がチェックポイント監視因子であるATM(毛細血管拡張性運動失調症原因遺伝子)のはたらきを抑えた。
 
このことからスクアレンはWip1の発現を誘導することによりチェックポイント活性を制御し、癌細胞の致死率を上げることがわかった。

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この研究は、スクアレンの放射線による細胞損傷修復阻害に対する作用メカニックを解明するための突破口として画期的な研究になりました。

 このようなスクアレンの放射能に対する作用は、治療現場でスクアレンの摂取によって、放射線治療で発現する副作用が軽減されるとする、多くの使用事例の作用メカニズムの一端を示しているとみられます。






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スクアレンの特徴的なはたらき 〜皮膚保護作用〜深海ザメ スクアレン

スクアレンは(浸透作用の項)でも述べたように皮脂線を構成する主成分であることから、皮脂線が本来果たすはたらきの主役であることはいうまでもありません。

すなわち皮膚の潤い、ハリ、外界の刺激や侵入物からの防御です。

そのなかでも特にスクアレンの皮膚におけるはたらきとして次のことがわかっています。

 スクアレンを、皮脂における貴重な脂溶性抗酸化物質であるビタミンEとコエンザイムQ10(CoQ10)との皮脂中共存下で紫外線にさらすと、ビタミンEとCoQ10がまず分解され、スクアレンは分解されずにそのまま残ります。

つまりスクアレンはビタミンEとCoQ10に護られているということです。

これは皮膚における重要性からみれば、生物反応の合目的性(大切なものを最後まで残す)として理解できます。

その他にもスクアレンには(抗酸化作用の項)でも述べたように一重項酸素(活性酸素のひとつ)を除去することによって、皮膚における脂質の過酸化を防ぎ、皮膚を紫外線から護るはたらきがあることが解明されています。






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スクアレンの特徴的なはたらき 〜殺菌作用〜深海ザメ スクアレン



 スクアレンはよく知られたもうひとつの作用として殺菌作用があります。

真菌や糸状菌、グラム陽性菌などの細菌に対して殺菌効果を示すことが明らかにされています。

またスクアレンはそれ自体が殺菌効果を示すばかりでなく、抗生物質と併用することによって抗生物質の活性を著しく高めるという研究もあります。

このようなスクアレンの殺菌作用は、スクアレンが科学的にテルペンを基本骨格としている(テルペンは天然の殺虫剤として広く知られている)ことからも納得できます。

 以上(皮膚保護作用)、上記で述べたスクアレンの皮膚における抗酸化作用や殺菌作用は基本的には皮脂線のはたらきの延長ではありますが、それを超えた皮膚のあらゆるトラブル(肌荒れ、外傷、虫刺され、湿疹、アトピー、日焼け等)に対して防護作用を示すところがスクアレンの優れた点です。






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スクアレンの特徴的なはたらき 〜利尿作用〜深海ザメ スクアレン


スクアレンには利尿作用があります。

これはスクアレン鉱質コルチコイド(抗利尿作用)と糖質コルチコイド(利尿作用)のバランスを調整していることによるとされています。

 
また肝機能が低下すると抗利尿ホルモン(バソプレッシン)の分解が弱まり、体内に水分が貯留しますが、スクアレンにより肝機能が改善されると抗利尿ホルモンは分解され、利尿が起こります。





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スクアレンの有用性 〜コレステロールのはたらき〜深海ザメ スクアレン


 スクアレンのはたらきの特徴は「酸素の運び屋」というところにあり、治療剤に対して強力な補助的効果を発揮しますので他の薬剤と併用することでも大きな効果が期待できます


コレステロールのはたらき 

コレステロールは酢酸がもとになってできる物質です。

酢酸からヒドロキシメチルグリタリル(HMG)CoエンザイムAを経てメバロン酸を形成し、さらにスクアレン、ラノステロールなど経てコレステロールになります。

コレステロールは肝臓内で胆汁酸や性ホルモンを作ったり、細胞膜を作るのに欠かせません。






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スクアレンの有用性 〜糖尿病の原因〜深海ザメ スクアレン



糖尿病は、

インシュリンというホルモンが不足した場合、

グルカゴンというホルモンが出過ぎる場合、

インシュリンおよびグルカゴンの分泌をコントロールしているソマトスタンチンというホルモンのはたらきが弱っている場合、

副腎皮質ホルモンが不足している場合、

脳下垂体の前葉または後葉ホルモンが不足した場合、などに起きる病気です。


 これらのホルモンのいくつかの前段階となっているのがスクアレンであり、そのためにスクアレンは糖尿病に対して有力治療効果をもたらすことが期待されています。






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スクアレンの有用性 〜胃疾患へのはたらき〜深海ザメ スクアレン


 胃潰瘍や胃炎に対しては細胞賦活作用により、傷ついた胃粘膜をすみやかに修復することによって、患部を正常に戻すことが容易に理解されます。

ピロリ菌 サメミロン 胃疾患 

 また慢性胃炎に対してスクアレンは、その原因細菌であるヘリコバクターピロリ菌の発育を抑えることによって治癒することが臨床的に確かめられています。



臨床試験
慢性胃炎の治療
国立熱海病院 中島修、黒川香
金沢大学生命科学 池川哲郎

 慢性胃炎は日本人に最も多発する疾患のひとつである。

この疾患は慢性の経過を経た後、胃癌に進展するとされている。

その原因については諸説があるが、近年胃粘膜において増殖するヘリコバクターピロリ菌(HP)が主要な原因細菌といわれ、その対策が種々行われているが、その有効性は不明である。

そこで深海ザメの肝臓主要成分であるスクアレンによる慢性胃炎に対する臨床的効果とHPへの影響を検討した。

 慢性胃炎と診断された成人25例に対して、スクアレン1日6カプセルを3回に分けて摂取させた。投与期間は6ヶ月とし、その前後で自覚症状の変化、胃内視鏡観察、HPの定量を行い以下の結果を得た。

・自覚症状の改善率ではすべての症状が高率に改善し、特に吐気、嘔吐、腹部の不快感は100%消失した(下図)。

・自覚症状の改善率
慢性胃炎 サメミロン 自覚症状の改善

 また自覚症状消失までに要した日数は嘔吐、心窩部痛ではいずれも2週間以内であった。

・胃内視鏡では6ヶ月後の累積治癒率は92%(23/25例)であった。

HPの消失は全症例で認められた。

また血清抗体価も減少の傾向を示した。

 胃癌に進展するといわゆる胃炎の発癌原因としてHPの存在が強く示唆されているが、このHPフリーラジカルを産出し、胃粘膜障害を起こすといわれている。

スクアレンはこのフリーラジカルの分解または不活性化作用を有することが、これまでの研究によって明らかにされている。

今回スクアレンの投与により、胃炎、すなわち胃粘膜障害が改善または消失(治癒)する機序もスクアレンのフリーラジカル消失作用によるものと考えられる。








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スクアレンの有用性 〜肝疾患へのはたらき〜深海ザメ スクアレン


スクアレン免疫機能を高めることによってB型肝炎に対して治療効果を挙げることは臨床的によく知られています

その後、中島修先生(元国立熱海病院院長)の研究で、スクアレンは内因性のインターフェロン(β型)を誘起することがわかりました。

さらに中島先生はスクアレンが慢性C型肝炎治療に有用であることを明らかにしました。



ちなみにβインターフェロンが慢性C型肝炎治療に有用であることは、複数の大学病院や医療機関の臨床医によっても確かめられています。


慢性C型肝炎の補完医療
 日本血液センター 曽根美好
 山王病院内科 中島修
 日本統合医学研究会 池川哲郎

 慢性C型肝炎治療の第一選択薬はインターフェロンであるが、その有効率は30〜40%と低く、C型肝炎ウイルスのりょうやインターフェロンの副作用などのために適応し難い例が多い。

そこで、小柴胡湯、セファランチン、スクアレンを用いて慢性C型肝炎症例に対して治療した結果を報告する。

肝線維マーカーの推移

  慢性C型肝炎症例99例を3群に分け、小柴胡湯、セファランチン、スクアレンをそれぞれ50ヶ月間投与し、この間血清トランスアミナーゼ(ALT,AST)、肝線維マーカー(P3P、2型コラーゲン)、HCV(ウイルス性C型肝炎)−RNAを定量した。

 この医療後、次の結果を得た。

・各指標はいずれも投与前値と比較し、投与後には有意に低下した(下図)。
しかし群間に有意差は認められなかった。

・有効率(著効+有効)スクアレンで59.5%、セファランチンで52.4%、小柴胡湯では62.0%であった。
3群間において有意差はなかった。


[結論] スクアレン、セファランチンおよび小柴胡湯はいずれもHCVによって進展する慢性肝炎→肝硬変→肝癌の過程を抑制するうえで、極めて有用な補完医療の手段である。







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